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格安SIMの使い放題はどのくらい使えるのか?

格安SIMの使い放題はどれくらい使えるのか

格安SIMの利用が拡大してきているのは、新聞やニュースで取り上げられていることもあり、すでにご存じの方も多いことだろう。その背景には2015年に規制が緩和されたことがあるが、基本的に実店舗を持つことのない格安SIMのMVNOが勢力を伸ばすには時間を要したようだ。

格安SIMがスタートした当時、使い放題の格安SIMといえば、U-mobile以外はほとんどなかった。いや、音声通話の機能を持たないデータ通信に特化したSIMであれば、あるにはあったのだが速度的にも500Kbpsや128Kbpsといった低速であったため話題になることはなかった。

ここで一度、現状の格安SIMの使い放題について整理したいと思う。

格安SIMの使い放題の種類とは?

ひと言で使い放題といっても、格安SIMの使い放題には速度、エリア、サービスの違いがある。

完全使い放題

文字通り完全使い放題の格安SIMである。ただし、速度には大きな違いがある。

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導入でも少し触れたが、U-mobileは依然として使い放題の格安SIMとしての存在感が大きい。

  • docomoのLTE
  • 音声通話込みで2,980円

音声通話込みのデータプランだけでなく、データ通信専用プランや音楽が聴き放題となるMUSICプランといったものもある。しかし、この謳い文句だけを見れば凄い内容ではあるが、じつはLTEがかなり遅い。実際に契約してみたところ、早朝や深夜など、混雑指定無い時間帯であれば5Mbps程度は出るが、日中は1Mbpsでればよいほうだ。

モバイルデータ通信単体で勝負しているdocomoですら完全無制限ではないのだから、MVNOに過ぎないU-mobileが完全無制限を実現するにはかなり無理があるのだろう。

UQ-mobile

auの回線が使えるUQ-mobileである。U-mobileと名前が似ているので間違えないようにしたい。

  • auのLTE
  • 音声通話込みで2,680円

ポイントになるのは、まずauの回線であるということだ。格安SIMのMVNOというとdocomo回線を使ったところが圧倒的であり、auの回線を使ったところは少ない。UQ-mobileとmineoくらいなものである。

ただ、データ通信の速度はというと500Kbpsと控えめにされている。せめて安定した速度で1Mbpsがでればよいのだが、1ページあたりのデータ転送量が増えている昨今、500Kbpsでは物足りないだろう。

部分使い放題

BIGLOBE LTE

YoutubeやAmeba-TVなど、サービスを絞って使い放題になっている。なかなか面白いサービスである。動画のデータ転送量はテキストや画像に比べて圧倒的に多いのだ。

  • docomoのLTE
  • Youtube、AmebaTVはエンタメオプション月額480円

オプション形式にしている点が特に評価できるだろう。

総評

格安SIMは完全使い放題だけでなく部分使い放題の時代に突入してきた。MVNOの限られたリソースのなかでオリジナリティーあふれるサービスが出てきたことは好ましいことだ。

今後もBIGLOBE LTEのような格安SIMが出てくることを希望する。